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ジュジュン、サンボジャ・レスタリ保護区での2度目のチャンス

  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

サンボジャ・レスタリ・リハビリテーションセンターの個別ケージ棟から、広々としたサンクチュアリ・アイランドへとオランウータンたちが移された時のことを覚えていますか?

その中の1人、ジュジュンは、現在サンクチュアリ・アイランド5号で新しい半野生の生活をスタートさせています。


サンクチュアリ・アイランドでのポジティブな適応

島に定住して以来、ジュジュンは驚くほど順調に成長しています! 新しい環境に対してとても活発で、好奇心旺盛な姿がたびたび観察されています。

まだ森の樹冠(木の上)より地上で過ごす時間の方が長いものの、ジュジュンは島のほぼ全域を歩き回り、自分の新しい家を隅々まで探索しています。



この行動は、彼の強い適応力と、日に日に増していく自信の表れです。こうした積極的な探索は、野生復帰が難しいオランウータンや、半野生の環境で生きていくオランウータンにとって、非常に重要なステップなのです。


たくましい成長と、ちょっとしたいたずら

探索中、ジュジュンは時折、物を壊してしまうような行動も見せますが、これは同年代のオランウータンとしてはごく自然なことです。

モニタリング記録によると、ロープを繋いでいた非常に硬い「鉄木(ウリン)」の棒2本を、ジュジュンがポキリと折ってしまったことがありました。

これは彼の筋力や体力がしっかりと発達している証拠でもあります。島の構造に慣れていくプロセスの中で、彼は自分の力の使い道を学んでいる最中なのです。



ベラとの関係と、旺盛な食欲

食事の面でも、ジュジュンは健康そのもの! 時には、一緒に過ごしているベラがまだ食べている最中に、彼女の分まで奪ってしまうほど食欲旺盛です。


「食べ物の横取り」と聞くと心配になるかもしれませんが、決して攻撃的なわけではありません。ジュジュンは噛みついたり危険な支配行動を見せたりすることなく、あくまで穏やかな(受動的な)振る舞いで自分のポジションを確立しています。二人の交流は、安全で自然な範囲内に保たれており、社会的な発達もとても安定しています。


これからも見守り続けます

体調、探索への意欲、そして仲間との交流。ジュジュンはあらゆる面で素晴らしい変化を見せてくれています。

もちろん、これからも適切な距離で見守り(モニタリング)を続け、食べ物の競争やいたずらが行き過ぎないようサポートしていくことが欠かせません。


サンクチュアリ・アイランドでのジュジュンの生活は、まだ始まったばかりです。 「野生には戻れなくても、より自然に近い環境で、自分らしく生きてほしい」 そんな私たちの願いを込めた2度目のチャンスを、彼は伸びのびと形にしています。



 
 
 

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