新たに救出された赤ちゃんオランウータンがサンボジャ・レスタリに無事に搬送されました。
- BOS Japan

- 2025年10月1日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前
7月に東カリマンタン州動物保護局(BKSDA)のトゥンガロン地域II保全課(SKW II)チームによって、メスのオランウータンの赤ちゃんが無事に救出されました。
赤ちゃんはサンボジャ・レスタリ・オランウータン・リハビリテーションセンターに搬送されました。
救助の時の状況
救出活動は、東クタイ県コンベン地区からの一本の電話で動き出しました。
地元施設に寄せられた「野生のオランウータンを引き渡したい」という連絡を受け、事態は緊急事態に。東カリマンタン州動物保護局(BKSDA)の野生生物救助ユニット(WRU)が中心となり、RHOI(インドネシア・オランウータン生息地復元プログラム)の代表者や専門の獣医師チームと共に、迅速に現場へ向かいました。
救助チームはミアウ・バル村に到着し、オランウータンの赤ちゃんを飼育していた住民のウェナーソン氏に会いました。赤ちゃんは約6ヶ月前に自身の農園で見つけたとのことで、彼は今回引き渡しの意向を示しました。
しかし、その飼育状況は厳しいものでした。赤ちゃんは、布が敷かれたわずか30cm×50cmほどの猫用ケージに入れられ、主食として哺乳瓶で練乳を与えられていたとのことです。
直ちに獣医師による健康診断が行われ、幸いにも赤ちゃんは比較的健康な状態であることが確認されました。推定年齢は約12ヶ月で、体重は3.8kg、体温は37°Cでした。検査後、この小さなオランウータンはケイラ(Kayla)と名付けられました。
チームはその後、ケイラをムアラ・ワハウにあるRHOIベースキャンプへと移送。彼女の本格的なリハビリに向けた、最初の一歩が踏み出されました。
サンボジャ レスタリ リハビリテーション センターへの長い旅
救出の翌日、WRU SKW II テンガロンチームはRHOIチームと協力し、ケイラをサンボジャ・レスタリ・リハビリテーションセンターへ搬送しました。陸路での移動は約12時間かかりました。移動中、ケイラは獣医師に直接抱かれていました。彼女は落ち着いていて、騒がず、ミルクを半分近く飲みました。
サンボジャ・レスタリに到着すると、ケイラはまずオランウータン診療所にて、獣医師の診察を受けました。容態が良好であると確認されると、ケイラはベビーナーサリーに移され、代理母のイルマ・アナンダとスリ・ラマダンティに迎えられました。そこでケイラは他の赤ちゃんたちと交流し始めました。すぐに別のオランウータンの赤ちゃん、インドリと出会いましたが、当時熱を出していたエサにはまだ会うことができませんでした。
こちらもご覧ください:サンボジャで2頭のオランウータンの赤ちゃんが救出される
現在、ケイラはベビーナーサリーでの隔離期間中も順調に過ごしています。一度発熱したことはありましたが、幸いにも徐々に容態は改善しました。今月末には3ヶ月間の隔離期間が終わります。集中治療とサポート体制の整った環境のもと、ケイラがすぐに環境に適応し、学び、仲間と交流できるようになることは大いに期待できます。










コメント