ジャングルスクールですくすく成長中!レスキューされたニアの近況報告
- BOS Japan

- 5 日前
- 読了時間: 3分
2025年半ばに保護されたオランウータンのニアは、現在、ナーサリーグループ(幼児クラス)でリハビリに励んでいます。ここ数ヶ月、少し体調を崩すこともありましたが、ニアは持ち前の好奇心とエネルギーで、毎日元気に過ごしています。そんなニアの力強さと、スタッフによる懸命なケアの様子をお届けします。
目のトラブルと迅速な医療ケア
8月、ケアスタッフがニアの右目が黄色くなっていることに気づきました。医療チームが詳しく検査したところ「角膜潰瘍(かくまくかいよう)」と診断されましたが、すぐに点眼薬による治療を開始。幸い翌日には改善が見られ、経過は良好と判断されました。
しかしその後、ニアがしきりに目をこする仕草を見せ始めました。再検査の結果、まぶたの周囲に非常に小さなシラミ(ダニ)を発見。これは同じグループのモモなど、他のオランウータンにも見られた症状でした。 現在も、寄生虫の除去と感染拡大を防ぐため、軟膏や点眼薬による治療と丁寧なモニタリングを続けています。
目の違和感も吹き飛ばす!アクティブなジャングルスクール
目の違和感があるはずのニアですが、その活発ぶりは止まることを知りません。ジャングルスクールでは高い木にスイスイと登り、木々のてっぺんを自信たっぷりに移動しています。
最近では、野生で生きていくために不可欠な「巣作り」の練習も始めました。まだ幼いため、出来上がった巣はまだ少し心もとない強度ですが、この一歩は彼女の成長にとって非常に大きな意味を持っています。
こちらもお読みください:新たに赤ちゃんオランウータンが保護されました
友だちから学ぶ「森での過ごし方」
ジャングルスクールでのニアは、片手にフルーツを持ってすぐに木に登るのがお決まりのスタイル。食べ終わると、今度は柔らかい若葉を探し始めます。 実はこれ、大の仲良しであるセルフィーの真似なんです。若葉が大好きなセルフィーの様子をじっと観察して、ニアも同じ習慣を身につけ始めました。子供のオランウータンたちが、仲間との交流を通じていかに多くのことを学んでいるかがよくわかります。
また、木の上だけでなく、地上での泥遊びもニアのお気に入り!泥水でびしょ濡れになって帰ってくることも珍しくありませんが、それは彼女が今の環境でリラックスし、のびのびと探索を楽しんでいる証拠でもあります。
確かな自信を胸に、未来へ
ニアの物語は、きめ細やかな医療ケアと、回復期にあっても活動的に過ごせる環境の大切さを教えてくれます。代理お母さんたちの献身的なサポートを受けながら、ニアは体も心も一歩ずつ、確実に強くなっています。
毎日が新しい学びと小さな挑戦の連続です。いつの日か野生の森へ帰るために、ニアはオランウータンとして生きる術を、一歩ずつ着実に身につけています。














コメント