
Borneo
Orangutan
Survival
Foundation
Borneo Orangutan
Survival
Foundation
(BOSF)について
Borneo Orangutan Survival Foundation (BOSF) はインドネシアのボルネオ島(カリマンタン島)にある世界最大のオランウータン保護団体です。
1991年からオランウータンとその生息地を守る活動を続けています。
これまでに約1,000頭のオランウータンを救出し、約540頭を野生に返しました。
現在もレスキューセンターでは400頭以上のオランウータンが生活しています。
BOSFは違法なペット取引や森林破壊によって親を失ったオランウータンの救出、リハビリテーション、野生復帰、そして彼らの生息地である森林の保護と再生に取り組んでいます。
BOSFは「救う」「守る」「還す」 だけではなく、人間と自然が共に生きる未来を見据えて、オランウータンとその森を長期的に守ることを目指しています。
動物福祉、環境保全、そして地域社会の支援という3つの柱を中心に地域から国際規模まで、協力の輪を広げながら活動しています。
オランウータンの救出と
リハビリテーション

BOSFは親を失ったり、怪我をしたり違法なペット取引の被害に遭ったオランウータンを救出し保護しています。
BOSFは中央カリマンタンのニャルメンテンと、東カリマンタンのサンボジャレスタリに2つのレスキューセンターがあります。
医療ケア、栄養管理の他にオランウータンが野生で生きるために必要なスキルを学ぶ森の学校ジャングルスクールがあり、野生復帰に向けリハビリテーションを行なっています。
オランウータンの野生復帰

BOSFはブキット・バティカプ保護林と、ブキット・バカ・ブキット・ラヤ国立園、クジェ・セウェン森林の3つの野生復帰地域を持っています。
健康状態が回復し、野生で生きるために必要なスキルを習得したオランウータンは、これらの保護区域内の森に帰されます。
(これをリリースといいます。)
その後も、継続的なモニタリングを通じて彼らの野生での生活を支援しています。
生息地の保護と再生
地域社会との協力

オランウータンの生息地を守るため森林伐採や違法な開発を防ぎ過去に破壊された森林の再生と生態系の回復を促す活動を行なっています。
また地域社会との連携を重視し持続可能な農業やエコツーリズムなど、住民が森林を保護することで利益を得られるような仕組みづくりと、地域住民への環境教育を通じてオランウータン保護の重要性を伝えています。
※インドネシアのBOSFのホームページ
